予防接種・乳幼児健診

予約制です。受付までお電話ください。

火曜日から金曜日の14時から15時は予防接種と検診のみです。咳など風邪症状のある子どもの受診はご遠慮いただいております。
通常の診療時間にもお受けできますが、午前中は11時まで、午後は17時までの受付となります。

予防接種

命にかかわる病気を防いでくれるのが予防接種です。特に百日咳は予防接種を受けていない赤ちゃんがかかると命にかかわります。2生月から接種可能です。できるだけ早期に接種しましょう。

予防接種がきらいな方へ

個人的には予防接種をしたくないならそれもよしと思っています。なので当院では予防接種をしつこく勧めることはしていません。ですが1つだけ。風疹の予防接種(現在麻疹とセットのMRワクチン)だけは受けてほしいと思っています。子どもが風疹にかかっても発熱とぶつぶつだけできれいに治ることがほとんどです。しかし風疹にかかっていることがわからずに、妊婦さんと接触し、妊婦さんの風疹抗体(風疹への抵抗力)が弱い場合、生まれた赤ちゃんは脳、心臓、視力にダメージを抱え、一生を困難とともに過ごすことになります。よその赤ちゃんとその家族の人生を大きく変えることになります。現在国が補助をしているワクチンには長い歴史があり、副作用は極めてまれです。髄膜炎ワクチン、日本脳炎ワクチン、破傷風ワクチン、いずれも死に至る病を防ぎます。歴史があり、安全性が十分確認されているワクチンを無料で受けることができます。避ける理由はないんだけどな、とは思っています。

子宮頸がんワクチンについて

子宮頸がんワクチンの副反応という名目で強烈な動画が報道に載り、子宮頸がんワクチンがいっきに悪者になりました。この副反応はCRPS(複合性局所疼痛症候群)といいます。痛み刺激を引き金にその痛み刺激の程度からはかけ離れた痛みが広がります。ほかの針刺し(採血など)、けがの後でも起こりえます。ワクチンの成分による副作用ではなく、針の刺激による副反応です。
(副作用=ワクチンの成分が不都合な症状の原因だと確認されたもの。副反応=ワクチンが原因かわからずほかの原因があるかもしれないがとりあえずワクチン接種後に出てきた不都合な症状)
年間2000から3000人の30歳に満たない女性が子宮頸がんで亡くなっています。子宮頸がんワクチンにより子宮頸がんにかかることはほぼなくなることが海外からのデータで証明されています。受けるに越したことはないと思っています。

乳幼児健診

公的な乳幼児健診は、1生月、4生月、10生月にて小児科診療所で受けます。1歳6か月、3歳検診は保健福祉センターでの受診です。
当院では10生月にて、スポットビジョンスクリーナーによる視力測定を行っています。近視、遠視、乱視、斜視のチェックが可能です。